
自分で電波状態を調べる方法教えます
レピータとは、屋外の携帯基地局から届いている良好な電波を引き込んで、室内へ中継する電波の増幅器のことです。
ドコモ、au、ソフトバンクなどの通信キャリアが提供している電波サポートを通じて無償で借りることができます。
もう一つの電波改善機器であるフェムトセルが設置できない時に効果を発揮するツールで、基本的に窓辺に置いて使用します。
このページでは、レピータの改善効果について解説していきます。
レピーター(携帯電波増幅器)の特徴と効果の範囲は?
屋外にある携帯基地局から届いている電波を、室内に引き込んでくれるのがレピータです。
逆に携帯から出ている電波を増幅して、基地局まで飛ばす機能もあります。
コンセントに差すだけで自動で起動し、窓際の電波を強めて部屋の中に中継します。
- 3G/4G両方の電波を増幅する
- 通信範囲は5m程度(一部屋くらい)
- コンセントに差すだけで使える
- 電気代は月200〜300円程度
- 各通信キャリアに申し込みが必要

携帯各社が提供している改善機器は他にもあるの?

レピータ以外にも、フェムトセルという小型の携帯基地局があるよ。
スマホを使っている人で、光ファイバーなどのBB回線を引いている人にお勧めな改善ツールだよ。
レピータには、据置型とアンテナ分離型がある
レピータには、据置タイプ(一体型)とアンテナ分離タイプ(ドナー型)があります。
基本的な機能は一緒ですが、設置方法と効果の出方に違いがあります。
この項目では、一体型レピータとドナー型レピータのメリットとデメリットについて解説します。
一体型レピータのメリットとデメリット
【メリット】
- 窓際に置くだけですぐ使える
- 置き場所を変更することができる
【デメリット】
- 窓際など置ける場所が限られる
- 壁や窓ガラスが原因の場合は、効果が出にくい
ドナー分離型レピータのメリットとデメリット
【メリット】
- 窓ガラスの影響を回避できる
- ドナーを基地局がある方向に向けると、効果が出やすい
- レピータ本体を、ケーブルの届く範囲内で移動できる
【デメリット】
- 配線などの工事が必要
- 設置工事に時間がかかる(2時間程度)
- ケーブル配線が邪魔になる

一体型とドナー型どちらがいいの?

どちらもメリットとデメリットがあるから、一概には言えないけど、例えば、新築などで建物が電波を止めている場合は、ドナー分離型の方が効果が出やすいよ
レピータは、通信キャリアから無料で借りることができる
レピータは、各通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が契約者向けに無料で貸し出しを行っています。
レンタルするためには、電波調査が必要な場合と、郵送で送られてくる場合があり、手続きは各社によって異なります。
- 契約している通信キャリアに電波調査を依頼する
- 訪問員が、自宅の電波調査を行い設置
- 訪問調査がない場合は、レピータが郵送で送られてきて自分で設置
- ドナー分離型の場合は、訪問員が設置工事を行ってくれる

電波も調べてくれるなら、安心して借りることができるわね

電波調査も無料で行ってくれるので、各携帯会社に相談してみるといいよ
携帯やスマホの電波を効率的に増幅するレピータの置き場所は
レピータは、屋外からの電波を利用するため、電波状況によっては効果が出にくい場合があります。
例えば、基地局までの距離が遠い場合や、途中に遮蔽物があるケースなど、周辺の環境にかなり左右されます。
レピータの効果が出やすい場所
- 建物や窓ガラスが原因の場合(ドナーでの対策)
- 窓際まで良好な電波が届いている(一体型での対策)
レピータでの効果が出にくい場所
- 森の中や山に囲まれた場所
- 電波が干渉している場所
- 最寄りの基地局が遠い場合

電波の干渉ってどういう意味かしら?

2つ以上の電波が届いている場合に、お互いがケンカして音飛びや速度の低下を引き起こす現象だよ。
レピータで改善されない場合はどうしたらいい?

格安スマホの私は、レピータは借りられないの?

レピータは大手通信キャリアが契約者向けに貸し出しているのもなので、格安スマホ(格安SIM)のユーザーは借りることができないよ

電波の改善ができない場合は、どうしたらいいのかしら?

他社の回線なら、最寄りの基地局の位置や使用する周波数が変わるので、症状が出なくなる可能性があるんだ

うちはどこの回線が繋がりやすいのかしら?
楽天モバイルやauが繋がりにくい場所なら、ドコモ回線のOCN モバイル ONEがおすすめ!

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