
自分で電波状態を調べる方法教えます
第4の携帯キャリアとして登場した楽天モバイルがサービスを開始して1年が経ちました。CMなどで安さをアピールしていますが、肝心の繋がりやすさについては気になるところです。
この記事では、楽天モバイルのカバーエリアの状況と電波の繋がりやすさについて解説します。他のキャリアからの乗り換えを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
サービス開始から1年。カバーエリアはどこまで増えた?

当初は都市部のみ自社の基地局を設置し、その他地方はauの通信設備を借りてサービスを提要する形でスタートした楽天モバイル。
その後も整備の遅れが指摘されていましたが、ここにきてさらに基地局建設に投資するため、日本郵政やテンセント子会社などから2000億円以上を調達して業界関係者を驚かせました。
開始から1年経った今でもまだまだ十分とは言えませんが、地方の主要都市でも少しずつカバーエリアに入るようになってきています。
楽天モバイルの公式サイトでは、サービスエリアのマップと進捗状況を随時アップデートしています。
楽天モバイルサービスエリアマップ
https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/
楽天回線 4G LTEエリア
https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/cover/?l-id=area_cover

自宅で繋がりやすい携帯回線調べます
地方でもauのカバーエリアならつながる

もちろん、楽天回線エリアでなくても、auのローミングサービスエリア内であれば通話やデータ通信は普通に使えます。
auがパートナー回線として楽天と提携しているからです。
ということは、auのローミングエリア内で、今後楽天の基地局建設が進んで楽天のカバーエリアになると、auの回線は使えなくなるということになります。
ここで一つ問題が起きる可能性があります。それはauのローミングが停止された瞬間に今まで使えていた場所で繋がりにくくなる可能性があるということです。
自宅や職場が地図上では楽天自社回線のカバーエリア内であっても、基地局との位置関係や電波の周波数が変わることで、電波が届きにくかったり劣化して繋がりにくいケースがまれにあります。
基地局がかなり整備されているドコモやauでも起こる現象ですので、auのローミングが停止された瞬間に繋がりにくくなる可能性は全くないとは言えないと思います。
楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア
https://www.kddi.com/corporate/kddi/public/roaming/area/
楽天モバイルに変えてもいい人としない方がいい人
楽天モバイルに変えてもいい人
- 楽天自社回線が普及している都市部に住んでいる
サービス開始当初から楽天自社回線エリアになっている都市部にお住いの場合
- 楽天自社回線がカバーしている地方都市の人
地方都市にお住まいで自宅が楽天自社回線エリア内、かつ、外出先ではネットや通話をあまり使用しない人
楽天モバイルにまだ変えない方がいい人
- パートナー回線(au回線)のエリア内にお住まいの人
楽天自社回線が開通していない郊外や地方にお住いの方は、楽天モバイルのサービスの恩恵をあまり受けることができないため、しばらく様子を見た方がいいでしょう。
特にau回線も繋がりにくいエリア(山間部)にお住まいの場合は、ソフトバンクも繋がりにくいケースが多いため、ドコモ回線にした方が無難かも知れません。
ドコモ回線でオススメの格安スマホ会社は、同じくNTTグループのOCNモバイルONEです。

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