WiMAXの電波が繋がらない自宅や郊外はどんなときもWiFiだよ

WiMAXが繋がらない屋内や郊外でも、快適にデータ通信ができるモバイルWiFiルーターが新しく発売されました。

それが、「どんなときもWiFi」です。

いつでもどこでも高速なデータ通信が売りのWiMAXですが、エリア内であっても自宅や建物の中では繋がらなかったり、郊外だと圏外になってしまったこと、ありませんか？

この記事では、WiMAXとどんなときもWiFiの違いを、私の電波調査の経験を元に、メリット、デメリットを比較しながら解説します。

どんなときもWiFiの大きな特徴として、クラウドSIMと言われる通信の仕組みがあります。

どんなときもWiFiのクラウドSIMでは、通信キャリア３社（DoCoMo、au、SoftBank）の回線をクラウド上で自動で切り替えます。

そして、利用場所の通信環境に適した電波を使用します。

auの電波が繋がりにくい部屋でも、ドコモやソフトバンクは届いているはずなので、常に良好な電波に切り替えることで、安定したデータ通信が可能となります。

最速と言われるWiMAXですが、どんなときもWiFiと比べた時に、どれだけの差が出るのでしょうか？

実はWiMAXは、下りの速度に比べて上りの速度が遅いという測定結果が出ています。

例えば、画像のアップロードに時間がかかったり、ゲームの応答速度に差が出たりします。

自宅で繋がりやすい携帯回線調べます

実際の通信速度レポートを見ても、どんなときもWiFiの方が、上りの速度とPing値(応答速度)で、WiMAX 2+を上回っていることが分かります。

WiMAXは、大容量の通信を行っていると通信制限を受けることがあります。

せっかく、高速で快適なデータ通信ができていても、いきなり速度制限がかかってしまうと、ストレスそのものとなってしまいますよね。

一方、どんなときもWiFiは通信制限が一切ありません。

通常の使い方であれば、どれだけ使っても、速度制限を受けずに、快適なネット生活が楽しめます。

海外旅行や海外出張の際に、モバイルWiFiルーターを持っていると何かと便利です。

海外対応のWiFiルーターがあれば、飛行機を降りた瞬間からネットが使えます。

スマホで地図や現地情報を調べたり、日本にいる家族と連絡を取ったりすることができれば、初めて行く場所でもかなり安心ですよね。

海外での利用を考えているのなら、WiMAXではなく、どんなときもWiFiにしましょう。